【施設訪問記】大阪狭山市のサービス付き高齢者住宅『トルチェ狭山池』に行ってきました
今回は、街路樹に秋の名残を、見上げた先に冬の空を、眼前に広がる風景に季節の移ろいを感じながら大阪狭山市にあるサービス付き高齢者向け住宅『トルチェ狭山池』を訪れました。
南海高野線「狭山」駅より徒歩10分、目と鼻の先に保育園のある穏やかな環境の中にあります。オフホワイトとベージュ系、ナチュラルなカラーで統一されたその外観は周囲に溶け込んでいます。木造2階建て、全26個室からなります。
共同冷蔵庫があります
1階の食堂を見せて頂きました。こちらの食堂は開放時間が決まっており、朝食時は6時から、昼食時は10時から、夕食時は16時から開けておられるとのこと。開放時間は配膳の時間ではないのですが、朝食時の6時からの開放はスタッフの方の心意気を感じます。
ご入居者様の中には朝のスタートが早い方もいらっしゃいます。朝早く目覚めて自室でじっとするより食堂にいって朝食を待つのもいい時間の使い方。集団生活だからといって、目覚めまで皆と足並みをそろえるのは大変です。そんな方にはきっと過ごしやすい生活スタイルです。
もう一点、この食堂で注目すべきは共同冷蔵庫の存在です。
多数ある施設の中でこういったことをされているのは本当にわずか、近隣では片手で数えても余るぐらいではないでしょうか。
この共同冷蔵庫、そもそもご入居される方が処分するには忍びないというのを引き取って設置したのが始まりだとか。その冷蔵庫も古くなり、現在の共同冷蔵庫は施設が新たに購入したものという事だから驚きです。今やこの共同冷蔵庫は無くてはならない存在です。驚くのはまだ早い、2階にも小型ながら冷蔵庫がもう一台設置されていました。
お食事は毎食バリエーション豊か、メニューは食堂入口に写真入りで張り出されており、楽しみの一つです。食べやすいように工夫もされていて、この日たまたま目にしたのはカレーの具材の大きさを一口サイズに改良したとの案内。お食事は日々の生活にとって大きなウエイトを占めるので、細やかな心遣いはありがたいです。
娯楽品、書籍は自由に利用できます
居室はプライバシーへの配慮がなされた間取り。
入口を開けっ放しにしても室内全て丸見えとはなりません。ウシュレット付きトイレ、洗面台、ミニキッチンが配備されています。ホワイト系の壁紙でその印象はすっきりしていて、部屋全体が明るく感じます。クローゼットも備え付けで、長めのアウター類も収納可、棚もついているので便利です。
2階の談話スペースにはオセロや百人一首、懐かしの紙風船等娯楽品が自由に使えるようにおいてあります。
本棚もあり、様々なジャンルの書籍が自由に閲覧できるようになっています。こちらはご入居者様やそのご家族様から頂いた物だそう。今後どんな書籍が並ぶのか楽しみです。
イベントも不定期ですが、年4回ほどあるそうです。最近は保育園との交流会があったとのこと。微笑ましい光景が目に浮かびます。夏にはバーベキュー、春にはお花見など季節ごとに楽しみがあるのもいいものです。
年末年始もきっと何かの楽しみがあるのだろうと思いを巡らせながらトルチェ狭山池をあとにしました。
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担当:T