グループホームでのレクリエーションとは?
グループホームは老人ホームなどとは少し異なり、主に認知症の方を対象としてスタッフからの援助を受けながら共同生活を行う介護施設です。
老人ホームは専用の施設を作っている場合が多いですが、グループホームでは施設らしい建物というよりも、一見普通の住宅と変わらないような建物がグループホームとなっている場合があります。
そんなグループホームでは老人ホームとは違うレクリエーションなどが取り組まれているのです。
どんなレクリエーションを行っているのでしょう?
脳への刺激に良いレクリエーションを行うことが多い
グループホームは老人ホームなどの介護施設の中では認知症の方が多く入居されている施設です。
そのため、レクリエーションでもなるべく入居者に合わせて脳に刺激を与えるようなレクリエーションを多く取り入れています。
例えば簡単なクイズや書きとり、計算問題、絵を描くことなど、頭を使って行うレクリエーションが目立ちます。
また、グループホームでは基本的に1ユニットが少人数になっているので老人ホームのようにたくさんの人でできるようなレクリエーションは行なえません。
そのためレクリエーションの内容も、一人でできるようなものから、二人以上と少人数でできるものが中心となります。
手先を使って脳トレ!
老人ホームでも取り入れているところが多いですが、折り紙や裁縫など手先を使ったレクリエーションを行っているグループホームも多いです。
手先を使う細かい作業は、脳への刺激にもなりつつ、しかもできあがった作品は達成感と創作意欲を駆り立ててくれるので、社会参加のキッカケにもなりやすくなります。
入居者の中には家族にプレゼントするために一生懸命作品を作られている方もいらっしゃいます。
こうした脳トレをレクリエーションで取り入れることにより、症状を遅らせることにもつながっています。
歌うレクリエーションは老人ホーム・グループホーム問わず人気!
老人ホームやグループホームに限らず、多くの介護施設で人気になっているのが歌です。
懐かしい歌を歌って当時を思い出したり、肺を使うことで心肺機能のリハビリにもつながります。
さらに音楽にはストレスを発散し心身の機能回復効果が期待できるのです。
こうしたことからグループホームや老人ホームなど多くの施設で歌のレクリエーションが多く見られます。
老人ホームに比べると認知症の方が多いグループホームでは、その入居者に合わせたレクリエーションを実施しています。