グループホームでのレクリエーション人気ベスト3
グループホームでは老人ホームとは異なるレクリエーションが人気となっています。
では、どんなレクリエーションが人気なのでしょう?
3位:指を使ったレクリエーション
指を使ったレクリエーションは多くのグループホームで取り入れられています。
指を使ったレクリエーションの特徴としては準備するものが少ないこと、指先を動かすことで脳トレに役立つこと、指の運動になりリハビリにつながることなどの効果が期待できます。
老人ホームに比べて認知症の方が多く入居されているグループホームでは、指を使ったレクリエーションを積極的に実施することで認知症の進行を遅らせるという役割も担っているのです。
例えば、指を1本ずつ折り曲げていく体操を音楽に合わせてやってみると、単純な指の運動に音楽の楽しさが加わります。
単純な体操を飽きさせずに工夫すると毎日続けることができます。
2位:料理
老人ホームではなかなかできない、グループホームならではのレクリエーションが料理です。
老人ホームで料理を作ることは難しいですが、グループホームではほとんど自宅と変わらない建物で集団生活を行うことになるので、料理をする場所も入居者のとても近くで行われます。
さすがに包丁を持たせたり、火を取り扱わせるのに抵抗があるという場合は皮むきや盛り付けでも十分と言えます。
料理は特に女性の入居者に人気で、普段はゆったりと行動する方なのに、料理レクだと昔を思い出して素早くスムーズに行動するような方もいらっしゃいます。
介護士としては任せることで仕事が長引いてしまうと感じ、一人ですべて作ってしまうという方も多いですが、せっかく老人ホームなどの介護施設ではできない、グループホームならではのレクリエーションなので、ぜひ実践してみましょう。
1位:歌
歌を歌うことはグループホームのみならず、老人ホームなど多くの介護施設でも人気のレクリエーションです。
童謡や昔の曲など、一緒に歌うことで楽しめるだけではなく脳トレにもつながります。
老人ホームのように広いスペースがないためピアノを置くことは難しいですが、小さめのコンポを用意するとすぐに音楽をかけられるので便利です。
グループホームは老人ホームより認知症の方が多いのですが、昔の曲は覚えている方も多く、楽しんで歌ってもらえます。
このように、老人ホームではできないようなレクリエーションも人気を集めています。
老人ホームとグループホームのどちらを利用するべきか悩んでいる方は、こうしたレクリエーションも加味して検討してみてはいかがでしょうか。