介護の現場でなくてはならない存在であるケアマネジャーは、担当してもらうことで特別な料金を支払う必要があるのでしょうか？

ケアマネジャーは担当してもらうと料金が発生する？

ケアマネジャーは介護支援専門員とも呼ばれ、介護の知識を幅広く持った介護のスペシャリストになります。介護をこれから受けたいと考えたときに、その介護を受ける利用者の状態に合わせた介護ができるように、いくつかの質問や現在の状態を聞きながら介護計画を立てていきます。

それ以外にも、介護を受ける利用者の状態に合わせたケアプランを作成し、それが合っているのか不満はないのかも訪問して確認してくれるので何でも相談できる存在でもあります。

ケアマネジャーの担当者は自分で依頼することもできますが、地域包括支援センターでリストをもらって決めることもできます。

そこで担当が決まると、今後の介護計画などはすべて担当のケアマネジャーにお願いすることになりますが、担当についてもらっても特別な料金が発生することはなりません。

ケアマネジャーは、要介護認定者が介護保険サービスを利用する援助を行うことで、介護保険から報酬を得ているので別料金を請求されることはないので、安心してケアマネジャーに担当してもらいましょう。

自分にあったケアマネジャーを探したいなら

ケアマネジャーは、介護サービス提供事業者や特別養護老人ホーム、居宅介護支援事業者や介護療養型医療施設などに所属していたり、独立している方も少なくありません。その中のリストからケアマネジャーを選びますが、お互いが人間なので合わないこともあります。

少しでも最初から合うケアマネジャーを見つけたいのであれば、かかりつけの病院やクリニックなどで主治医や看護師に、評判の良いケアマネジャーがいないか聞いてみましょう。

ケアマネジャーは医療従事者と提携を取ることも多いので、ケアマネジャーとの付き合いもあるので、評判の良い担当者を教えてもらうことができます。

また、実際に介護保険サービスの利用者に話を聞いてもみてもよいでしょう。
担当してもらって良かった担当者などは、実際の利用者でなければわからないので、参考にしてみてください。

それから話を聞いて自分に合いそうな担当者を選んでみましょう。

もしも、選んだ担当者とイマイチ合わなかったり、頼んだ要望に答えてもらえないなど不満を感じた場合は、担当ケアマネジャーや居宅介護支援事業所に変更の意思を伝えたり、地域包括支援センターなどで変更を伝えても構いません。

また、訪問介護などの現在の介護サービスを気に入っている場合は、別の事業者に所属しているケアマネジャーに変更しても、今までのサービスを継続させることもできるので安心です。