サービス付き高齢者向け住宅で車椅子は使えるの?
サービス付き高齢者向け住宅は、老人ホームのように介護が必要な方ではなく、自立した生活を送れる方や軽度の要介護者が入居できる施設です。
他の老人ホームなどと比べると介護に関して心配な部分もありますが、高齢者にとっては契約がしやすく、自由度も高いので近年人気が上がっている施設です。
そんなサービス付き高齢者向け住宅の疑問点として、車いすを使用できるのかという点に関して、不安を抱いている方が多いです。
老人ホームでは使えるけど、サービス付き高齢者向け住宅でも同じように使えるのか、今回はその疑問を解明しています。
サービス付き高齢者向け住宅での車いすの使用は認められている?
自立した生活は送れるけど、車いすがないと生活するのに不便を感じたり、老人ホームの入居基準に至っていない方、将来車いすを使用せざるを得なくなった場合に使う事が可能なのかなど不安に感じる方も多いでしょう。
サービス付き高齢者向け住宅では、車いすの使用は可能です。
バリアフリー構造の住宅となっている為、老人ホームと同様に車いすでも生活がしやすい造りとなっているのです。
設備に基準が設けられている
なぜサービス付き高齢者向け住宅でも車いすを利用出来るのかと言うと、サービス付き高齢者向け住宅を登録するには設備に関して最低基準が定められているからです。
廊下の幅が78cm以上でないと登録する事が出来ないといったことや、エレベーターの設置も義務付けられています。
なので、老人ホームと同様に車いすでも快適に暮らす事のできる施設が多いのです。
また、入居者が転倒しないように段差を無くした床になっていたり、様々な場所に手すりが取り付けられています。
このように、老人ホームよりもバリアフリー設備が整っている施設も多くあるのです。
ただし、入居前には必ず施設を見に行くことをおすすめします。
特別養護老人ホームなどでもそうですが、実際に自分の目で見て体験する事で暮らしやすさがわかる事が多いです。
車いすのままトイレに入りやすいか、お風呂などにも問題なく入れるのか、などをきちんと確認しておきましょう。
老人ホームにはないサービスで安心を手に入れる
もし、車いすを使用していて困った事があれば、生活相談員に相談してみましょう。
サービス付き高齢者向け住宅では他の老人ホームには無いサービスのひとつとして「生活相談」があります。
日常生活においての様々な事柄を相談する事ができるのです。
なので、住宅の設備に関する事や車いすの修理などについても相談する事が可能なので、安心できるでしょう。