サービス付き高齢者向け住宅に体験は出来ないの?
老人ホームの中には、実際に老人ホームでの暮らしを短期で体験できる「体験入居」を実施している施設があります。
この体験入居は老人ホームの雰囲気や介護ケア、設備などを入居者本人が体験し、老人ホームのサービスや居心地などを把握できるので、老人ホーム選びの際にぜひやっておきたい体験です。
老人ホームの種類にはサービス付き高齢者向け住宅がありますが、こちらでは体験入居ができるのでしょうか。
サービス付き高齢者向け住宅ではショートステイが可能
サービス付き高齢者向け住宅の場合、通常の老人ホームとは異なり、賃貸契約でアパート暮らしのような施設となっています。そのため、継続的な利用だけではなくショートステイでの利用も選択可能です。
また、実際にサービス付き高齢者向け住宅で提供されているサービスが、入居希望者とマッチするか確認するための体験入居を実施するサービス付き高齢者向け住宅も老人ホーム同様に多くあります。
体験入居であれば、見学だけでは確認できないことも細かくチェックできるので、老人ホームに正規入居する目安になるでしょう。
どんなサービスがあるのか実際に体験してみることで、入居後の不安も減少し、安心して生活ができます。
なお、体験入居を実施していないサービス付き高齢者向け住宅であれば、ショートステイを体験入居の代わりとして利用するのもおすすめです。
生活に必要な用品や家具はあらかじめ揃っているので、入居や退去もスムーズに行えるでしょう。
このサービス付き高齢者向け住宅は終身利用も可能なので、今後の生活を安心して送るためにもサービス付き高齢者向け住宅の体験入居はおすすめです。
ショートステイにかかる費用とは
サービス付き高齢者向け住宅も老人ホームと同様に体験入居やショートステイでは費用がかかります。
ショートステイでは終身契約よりも費用は低価ですが、契約内容はしっかり確認して手続きを行いましょう。
サービス付き高齢者向け住宅は賃貸契約なので敷金が必要となり、契約する期間によって料金は様々です。
その期間を実費で払う場合は、敷金が設定されていないこともありますが、退去時の精算で戻ってくるサービス付き高齢者向け住宅もあるので安心です。
他にも家賃や管理費、水道光熱費など生活にかかる費用が必要になります。
なお、食費や介護サービスなど他サービスは、利用に応じて支払いことが基本です。
日割り計算の施設もあり、その場合は使用した分の支払いが必要となります。
さらに1ヶ月以上の利用だと、日額よりも割安になる施設もあります。
ショートステイを通じて、費用も妥当かどうか判断することもできるでしょう。