介護施設ではどこまで介護なの?
公開:2017/6/12
老人ホームなどの介護施設では、いったいどこまでの介護をしてくれるのでしょうか?
自分や親が施設に入居することになった場合、そのサービス内容について色々な疑問が湧き出てくるでしょう。
今回は介護施設で行われる介護内容について解説していきます。
老人ホームなどの介護施設ではどこまで介護をしてくれるのか
介護施設と言っても種類は1つではありません。
有料老人ホームやケアハウス、グループホーム、特別養護老人ホームなど様々な種類があります。
それぞれの施設では、入居することができる方の条件に違いがあります。
要介護者でないと入居できない老人ホームや、自立した生活が送れる高齢者でも入居することができる高齢者向けの分譲マンションなどもあるのです。
そして、その介護施設によって介護内容にも違いが見られます。
介護施設での代表的な介護内容について
老人ホームなどでの介護内容について大まかなものを紹介していきます。
- 入浴介助
老人ホームでもお風呂に入ることが可能です。
その際には、介護職員が見守りであったり入浴の介助をしてくれます。
ある程度自分で行えるように対応してくれて、ゆっくりと入ることができるでしょう。
座ったままや寝たきりの場合でも入浴可能な施設が多いです。 - 排泄介助
トイレに行くまで付き添ってくれたり、オムツなどを交換してくれます。 - 食事介助
自力で食事を行えない方には、職員が介助してくれます。 - 口腔ケア
歯磨きの介助も行ってくれます。
自分自身で歯磨きができるように介助を行ってくれるので自立支援にも繋がります。 - 洗濯や掃除
老人ホームによっては介護職員が行う場合もあります。
清潔さを守るために定期的にリネン交換などもしてくれます。 - レクリエーション
老人ホームなどでは、歌やゲームなど様々なレクリエーションが行われます。
レクリエーションをすることで体や頭を使い、機能回復へと導いてくれるのです。 - 就寝介助
寝る前の着替えやベッドに行くまでも介助を行ってくれます。
自分でできることは自分でし、できない部分を介助してもらいます。 - トランス
ベッドから車いすへ、車いすからいすへ、車いすからトイレへなどの移動の介助のことです。
移動の手助けをすることで、寝たきりの状態を防ぐこともできます。
老人ホームなどの介護施設では、入居者が自立した生活を送れるように様々な介助を行ってくれます。
どこまで介護をしてくれるのかは、入居者の状態によっても違いがあるので、入居する老人ホームに聞いてみましょう。