81歳になるK様は、昨年まで就労しながら、お一人での生活を続けてこられました。
そんなK様に施設検討が必要になったのは、離れて暮らす奥様がご自宅を訪問されたことがきっかけでした。

家の中は荒れ放題となっており、思い返せば認知症を疑う行動も増えていたようです。
また、もともとの性格から近隣トラブルを起こしていたことも発覚。
周囲に手助けしてくれるような方もいらっしゃらない状況となっていました、
困り果てた奥様が地域包括支援センターを訪問。即日、私たちへの相談に至りました。

当日の夕方には地域包括支援センターの方と一緒に、本人を交えての面談を行うことに。
事前に得ていた情報をもとに、ある程度の予想を立てながらご自宅を訪問させて頂きましたが、
予想を上回る環境となっており「1日でも早く何とかしないといけない」集まった皆がそう感じる程でした。

介護保険サービスを利用するための新規申請・生活援護課への相談・安心できる生活環境を整えるための施設選びなどの役割分担を決め、地域包括支援センターなどと連携を図りながら施設入居に向けて進めていきました。

6月中旬、K様のお姿は施設にあります。
「静かな場所やし、ここに住めるんやったら良いわ。」そう言って施設生活が始まりました。
「あの時相談しに行って本当に良かったです。」安堵の表情を浮かべながら話される奥様。ともすれば、
K様ようになる可能性を秘めた方は地域に沢山いらっしゃるのだと思います。

そういった方々に少しでも多くの安心を届けるため、弊社では各エリアに専任の入居相談員を配置しております。
地域包括支援センターや居宅介護支援事業所への訪問だけでなく、施設情報の収集などの準備も怠ることなく
「困ったときの駆け込み寺」として常日頃から備えておりますので、少しでも不安に感じることがあれば、
お気軽にご相談ください。

私たちビーナス老人ホーム紹介センターが全力でサポートさせて頂きます。