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老人ホームでの認知症の割合は?

公開:2017/7/26  

老人ホームには多くの高齢者が入所されていますが、その内認知症の方がどれくらいの割合でいるのでしょうか?
もちろん、施設によっても割合は異なるかと思いますが、大体どれくらいの割合でいらっしゃるのかをご紹介していきます。

 

養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウスにおける認知症の割合

養護老人ホームは自立できる、もしくは軽度要介護度の認定を受けている方が主に利用されている施設です。
そんな養護老人ホームでの認知症の方の割合は、およそ25%にも及ぶと言われています

中でも日常生活自立度がⅡ以上、つまり日常生活に支障をきたしてしまう行動や症状などが見られるが、注意をすれば自立することができる状態の方から、それ以上の症状が重く見られる方が一番多くいらっしゃるようです。

一方、軽費老人ホームやケアハウスも基本的に自立者や軽度の要介護認定を受けている方が多く、その内のおよそ23%が認知症ということで、養護老人ホームとほとんど変わらない数値が出ています。

 

特別養護老人ホームにおける認知症の割合

では、養護老人ホームや軽費老人ホーム、ケアハウスなどの施設よりも、要介護度が高い方を多く受け入れている特別養護老人ホームでは、認知症の方の割合は異なるのでしょうか?

特別養護老人ホーム入所者の日常生活自立度を見てみると、自立が約2%、Ⅰが約4%、Ⅱ以上が95%以上とかなり多く見られます。

つまり、特別養護老人ホームに入所されている方のほとんどが認知症を発症しているのです。

Ⅱ以上で特に多く見られるのがⅢで、ここまでいくと注意をしても自立できる状態ではなく、介護を必要とするケースとなります。

そのため、要介護度の高い方が多く利用されている特別養護老人ホームには介護を必要とするⅢの方が多くいらっしゃるのです。

 

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅でも、認知症介護が手厚く行われているところがあるため、Ⅱ以下であれば受け入れ可能とされている施設はあるものの、やはりⅢ以上になると介護が必要となるのでなかなか入ることが難しいという場合もあります。

今回、多くの介護施設で認知症の方を受け入れていることが分かっていただけたかと思います。
家族を老人ホームに入所させようか検討されている方は、認知症ケアに対応しているかどうかもしっかりとチェックしておくことが大切です。

現在は特に問題が無くても、いつ認知症を発症してしまうか分かりません。
リスクに備えて事前に介護施設の認知症ケアについて知っておきましょう。