老人ホームではケアマネージャーが適切なプランを立て、そして介護スタッフが確かな技術と知識で入居者に献身的な介護サービスを提供します。
ですので、安心して生活ができますが、中には不安を抱えている人も少なくありません。

各老人ホームでは生活相談員など、入居者やその家族への相談に対応するスタッフが配置されています。
しっかり相談すれば適切なアドバイスを受けることができるのです。
しかし、そのスタッフにはどこまで相談しても良いのでしょうか？

生活に不安があれば相談スタッフに相談しよう

老人ホームでは相談スタッフが配置されていますが、相談内容は基本的に何でも構いません。
寄せられる相談の中でも特に多いのが介護についてです。

ケアマネジャーによってケアプランは立てられますが、実際にやってみて上手くいかない、なかなか良い状態にならないというケースもあります。
その介護がつらいと感じた場合は、我慢せずに相談スタッフへ相談してみましょう。
相談することで、新たに適したケアプランを立ててもらうことができます。

また、体調が悪いと思った時もすぐに相談してみましょう。
どのような病院に行けばいいのかアドバイスをしてもらえますし、状態が悪いようなら協力病院への通院手配や家族への連絡もすぐに対応してもらえます。

他にも、老人ホームで改善して欲しいことなどの不満や意見なども気軽に相談することが可能だったり、個人で外出する際に、交通機関の時間や行き先なども相談して構いません。

老人ホームでは介護や医療、私生活や周辺情報、老人ホームへの不満や苦情など、特に相談してはいけないことはないので安心して相談しましょう。

入居者とのトラブルも必ず相談しよう

老人ホームは入居者同士の人間関係で起きてしまうトラブルも少なくありません。
もし人間関係のトラブルで悩んでいるようであれば、スタッフへ相談してみましょう。
トラブルの原因から対応までしっかりアドバイスをくれ、さらに他のスタッフとも相談した上で老人ホーム内での対応が誠実に行われます。

例えば、トラブルを起こした当人同士が合わないように介護サービスやレクリエーションの時間をずらしたり、大きなトラブルにならないうちに不安などを積極的に聞いたりといった対応をしてくれるでしょう。

さらに、相談された入居者やトラブル先の家族とも相談し、なるべく家族の訪問を増やしてもらうなどの対策も考えてくれます。

老人ホームでの介護や生活の問題だけではなく、人間関係の不安なども気軽に相談可能なので、安心して生活を送るためにも親身に相談にのってくれる老人ホームへの入居が安心です。