老人ホーム内で異変を感じたらどうしたらいい?
老人ホームを利用されている入居者の家族の中には、面会時に施設の異変を感じたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
老人ホームで感じた異変をそのままにしておくと、後々大変なことにつながる可能性もあります。
こちらでは、そんな様々な異変を感じた場合、どうしたら良いのか、対処法をご紹介します。
どんな異変を感じることがある?
老人ホームで感じる異変は様々ですが、例えば以下のような異変を感じることがあります。
- 玄関や事務所内、ヘルパーステーションなど、物が散乱している、整理整頓ができていない。
- 施設内に入ると排泄物などの臭いがする。
- 入居者はもちろん、スタッフにも笑顔がない、生気を感じられない。
- スタッフ同士または入居者への言葉遣いがかなり荒い。
- 施設長がなぜか頻繁に交代している。
- 毎回新しいスタッフが入っていたり、いなくなっていたりしている。
このような異変を感じた場合、廃業や虐待などのリスクが他の施設に比べて高くなると言えます。
老人ホームは入居者の家と同じようなものなので、例えば整理整頓ができていなかったり、排泄物などの臭いが充満しているということは、基本的にあってはならないことです。
また、スタッフの対応が普段よりも荒っぽくなっていたり、笑顔もなく生気が感じられなかったりする場合は、スタッフが仕事に持っている不満やストレスが多いということにも直結するでしょう。
その結果、スタッフによる入居者への虐待が始まってしまう可能性があります。
老人ホームで異変を感じた後は何をすべき?
異変を感じたら、まずは老人ホームのスタッフに直接伝えるのではなく老人ホームの転居を検討する必要があります。
早めに準備しておくことで、万が一本当に廃業してしまったり、虐待が発生してしまったりした時にもスムーズに対応できるでしょう。
早めに準備をしておきつつ、担当のケアマネジャーにまずは相談して、どうしていくべきか話し合いましょう。
もしくは市区町村の福祉課に相談しても問題ありません。
ただし、対応できないケースも考えられるので転居も慎重に行う必要があります。
相談した時に具体的に施設はどのような感じだったかなどを伝えるために、面会時で異変を感じたらそれはどのような異変なのか、老人ホーム内の状態はどうかなどを具体的に調査しておくと良いでしょう。