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認知症の人が安心できるグループホームのよさとは?

公開:2017/8/14  

認知症の高齢者は対応できる老人ホームでなければ、基本的に入居することができません。

高齢化と共に問題視されている認知症ですが、グループホームはそんな認知症の高齢者を対象にしている介護施設です。
認知症の人が安心して生活できるグループホームの魅力とは何なのでしょうか。

 

認知症の高齢者も安心なグループホーム

グループホームでは軽度の認知症高齢者を対象にしており、5~9人の入居者と自立した共同生活を行う仕組みが特徴的です。
そんなグループホームを利用するメリットを見ていきます。

 

安心感がある運営

グループホームは地域密着型のサービスです。
運営しているのは社会福祉法人や地方自治体、NPOなどになります。
運営先が福祉に理解あるところなので、入居者もその家族も安心して利用することができるわけです。

 

アットホームな雰囲気

グループホーム最大の魅力は、普通の家庭と似た状況で生活が送れるところです。
5~9名のユニット単位で共同生活を行いますが、老人ホームなどと異なり料理の支度や片付け、掃除などは入居者と介護スタッフが協力して行います。
なので、以前と同じ感覚で過ごすことができるのです。

 

プライベート空間もしっかり確保

共同生活でありながらも、一人ひとり最低でも和室4.5畳分の個室が完備されています。
なので、プライバシーやプライベート空間もしっかり配慮されているのです。
個室には私物や家具の持ち込みが可能なので、今まで暮らしていた家庭と似た雰囲気の部屋にすることもできるでしょう。

 

入居者との交流

グループホームではキッチンや食堂、浴室は共同で使う必要があります。
入居者同士で自然と交流できるスペースが完備されているので、楽しい会話で生活も充実するでしょう。

入居者は同世代で同じ悩みを抱える方ばかりで、話し相手や趣味を共有することもできるので、より楽しい生活を送れます。
実際に利用されている方も、気の合う仲間と毎日楽しい生活を送れているという声も挙がっています。

 

デメリットも理解しよう

グループホームは魅力がたくさんありますが、デメリットもあるのでご紹介します。

まずグループホームは増加傾向にあっても定員数が少ないので、入居を待たされる可能性があります
また、医療機関と連携していても医師や看護師の常駐がない施設も多いので、医療ケアは基本的にないと考えましょう

重い病気や介護度が上がり自立した生活ができない場合は退去を求められることがあります。

グループホームは認知症に最適な施設ですが、これらのリスクがあることも理解して利用を検討しましょう。