I様の場合
89歳のI様はご長男様ご夫婦と同居されており、仕事で忙しいご長男様に代わりお嫁様がお一人でI様のお手伝いをされていました。
義理のお父様であるI様とお嫁様の仲はとても良かったのですが、I様のご病気は進行していく難病のため体
を動かすのも大変になり、お嫁様は家事や介護を一人でする事に限界を感じ、地域包括支援センターへ泣きながら助けを求めました。
お嫁様からの相談を受けた地域包括支援センターが当センターに連絡を下さり、I様の施設探しのお手伝
いをする事になりました。I様もお嫁様にご負担をかけていると感じておられるようでした。
難病をお持ちのI様のご状態を考え、24時間看護師がおり、また理学療法士も常駐しているところをご提案させて頂き、ご相談を受けてから10日ほどでご入居して頂くことができました。
その後、ご入居された施設に何度か行った際にI様やご家族様とお会いすることがあったのですが、私の手を握り「ありがとう」と何度も言ってくださいました。
お嫁様にも笑顔が戻り「同居の期間が長かったけど、程よい距離感で今が本当に安心で幸せやな」とI様と話しているそうです。
人生の一つの節目であろう瞬間をお手伝いさせて頂き、不安を笑顔に、心配を心のゆとりに変えられたのではないかと思いました。
I様のお部屋の冷蔵庫には、I様がお好きなスイーツやジュースなどお嫁様からのたっぷりの愛情が詰まっています。
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